注目のM&A

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オリックスが弥生の株式を取得し子会社化
オリックスは、小規模事業者向けに業務ソフトウェアおよび関連サ-ビスの開発・販売・サポート事業を展開する弥生を子会社化する。
弥生は、会計ソフト「弥生会計」や確定申告ソフト「やよいの青色申告」をはじめとする各種業務ソフトウエアの開発・販売および導入後のサポート・サービスを提供するソフトウエアサービス会社で、1978年の創業以来培ってきた高い商品開発力とブランド力をもとに、全国125万社以上の登録ユーザーを有するなど強固な顧客基盤を構築している。
また、ソフトウエアの販売のみならず購入した顧客を会員化し、ソフトウエアの更新やサプライ用品などの提供、小規模事業者では導入・整備が難しい福利厚生サービスをはじめとした各種業務支援サービスなど、充実したサポート・サービスにより安定的なストック型のサービス収益基盤を築いている。
オリックスは、本買収を戦略的投資と位置付け、大企業から中小企業にいたるこれまでの主な顧客基盤に加えて、日本の企業の8割以上を占める小規模事業者という新たな顧客層に向けたサービス事業を展開する。オリックスが有する金融およびサービスのノウハウと弥生のサービスおよびITにおける専門性を融合し、小規模事業者のニーズにお応えするサービスを強化していくことで、小規模事業者の成長や業務効率化に貢献する。
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