注目のM&A

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リコージャパンがカシオ計算機グループからPOP事業を継承
リコーグループのリコージャパンは、カシオ計算機とその子会社のカシオ情報機器が所有するPOPソリューション事業の営業権、保守サービス、関連する資産および人員を承継し、同事業を新たに展開することで、リコープリンターの拡販を中心に、5年間で100億円の売上を目指す。
購買行動のオムニチャネル化が進む中、拡大するインバウンド需要への対応など、リアルな店舗の重要性が改めて認識されている。こうした流通小売市場において、売り場に貼り出す値札やチラシにPOP広告が活用されていますが、来店者の目をひく効果的なPOP広告の制作には、専用アプリケーションとプリンターが必要です。
この度の事業承継により、カシオグループの20年以上にわたる店内プロモーションのノウハウとリコーグループの基盤事業であるオフィスプリンティングの画像技術が融合することで、表現力豊かなPOP広告の制作が可能となり、個性的な店舗作りと売上の向上に貢献する。
リコージャパンは、2018年6月からPOPソリューション事業を展開し、カシオグループから継承した顧客をはじめとした流通小売業のお客様への保守サービスと消耗品の提供に加え、POP広告制作アプリケーションとリコーの豊富なラインアップのプリンターを拡販する。
合わせてデジタルサイネージをはじめとした流通小売業のお客様向けのソリューションを展開することで国内でさらなる拡大が見込まれるインバウンド需要による多言語対応や、来る消費増税に伴う価格表示変更の対応を進めている流通小売市場のお客様のニーズに応えていく。
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