注目のM&A

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ニッケが京都医療設計の株式を取得しグループ会社化
ニッケは、京都医療設計の株式の80%を取得しグループ会社化した。
ニッケは、研究開発センターにおいてライフサイエンス分野における新デバイスの研究ならびに開発をすすめ、昨年12月に細胞培養足場材をはじめとする再生医療の領域で活用できる様々な医療用デバイスの対外販売を取り扱うグループ内組織としてニッケ・メディカルを設立し、メディカル事業を柱となる事業とすべく早期育成を図っている。
京都医療設計は、1985年の創業以来患者第一主義を掲げ、京都大学医学部や京都府立医大をはじめとする数多くの大学病院や地域中核医療機関向けに、循環器科・脳神経外科・消化器科向けを中心とする各種医療用機器、理化学機器やカテーテル等医療用消耗品を販売してきた。これに加え、京都工芸繊維大学との産学連携や、京都リサーチパークに拠点を設け世界初の生体吸収性ステント「REMEDY」といった高度な医療機器の開発も手掛けるなど、単なる医療機器商社にとどまらず、製造・研究開発・運用支援まで一貫して行うユニークな会社として医療の発展に貢献してきた。
今般、京都医療設計をグループ化することにより、京都医療設計がもつ医療機関をサポートできる高度な販売力、マーケティング力を活用し、ニッケグループ開発の医療用デバイス販売を加速すると同時に、両社が培ってきた研究・開発の知見を活かした新デバイス開発でのシナジーも見込み、両社が力を合わせメディカル事業の発展に力を注いでいく。
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