注目のM&A

注目のM&A

安楽亭が吉野家ホールディングスからアークミールの株式を取得し子会社化
安楽亭が吉野家ホールディングスからアークミールの株式を取得し子会社化する。
安楽亭は、「食を通じて地域社会の豊かな生活文化の向上に貢献すること」を経営理念に掲げ、焼肉レストラン「安楽亭」「七輪房」など食材の安全・安心に徹底してこだわった飲食店を関東圏を中心に219店舗展開している。
アークミールは、「ステーキのどん」「どん亭」「フォルクス」「donイタリアーノ」のブランドにて、ステーキレストランおよびしゃぶしゃぶレストランをメインに158店舗展開し、長年にわたり特徴あるレストランブランドを運営し、国内で高い認知度を有している。
今回のアークミールの子会社化については、両社の主要業態である焼肉と、ステーキ・しゃぶしゃぶ業態との間で、食材や店舗オペレーションなど共通部分が多く、今後数多くのシナジーを発揮していくことが可能であり、これを機に一層の収益基盤拡大・強化を図り、企業価値のさらなる向上を目指す。
一方、吉野家ホールディングスグループにおいては、2008年のグループ化後、主要セグメントの一つとして、国内事業の成長に貢献してきたが、外食産業を取り巻く経営環境は厳しさを増し大きな変革を求められる中、事業ポートフォリオの最適化を図り、成長事業へのリソース配分を戦略的に進めるべく、アークミールの譲渡が最善であり、アークミールとしても安楽亭グループに加わることで、食材や店舗オペレーションの類似性により一層のシナジー効果が得られ、アークミールの持続的な成長と企業価値が向上に資すると判断した。
このページのTOPへ