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学研プラスが「地球の歩き方」出版関連事業を譲り受け
学研ホールディングスの子会社学研プラスが、ダイヤモンド社の子会社であるダイヤモンド・ビッグ社から「地球の歩き方」等旅行ガイドブック出版事業及びインバウンド事業を譲り受ける。
ダイヤモンド・ビッグ社は、昭和44年の設立以降、主要コンテンンツであり全国的に知名度を有する「地球の歩き方」をはじめとする海外旅行ガイドブックの出版を中心に事業を展開し、近年は「御朱印」「島旅」シリーズ等旅行本への出版展開他、インバウンド旅行者向け冊子等の制作にも注力してきた。本年も「地球の歩き方」シリーズ「東京」が発売2カ月で7万部を達成するなど活発な出版活動を展開してきたが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により海外旅行関連の事業環境が大きく変化したこと等を受け、ダイヤモンド・ビッグ社から事業譲渡の打診を受けた。
学研プラスとしても、海外旅行文化の代名詞とも言えアクティブシニアから若年層まで根強いファンの多い「地球の歩き方」の歴史を踏まえ、ブランド価値や優れたコンンテンツ創出力、デジタルへの展開可能性、グループ各事業のゴローバル展開におけるシナジー等を総合的に鑑み、当事業が学研グループ全体の今後の二大成長戦略である「DX」よ「グローバル」出の拡大に寄与するものと考え、事業を譲り受けることとした。今後は、市場に合わせた出版活動を継続する一方、デジタルメディア他へアウトプットを広げるほか複合的な事業展開によって、ブランドの新しい価値創出に取り組んでいく。
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