会社概要

ごあいさつ

当社ホームページをご覧いただき有難うございます。
私どもは、「M&A」という言葉がそれほど一般的ではない約20年前からこの業務専門に携わってきたメンバーを中心に2010年に設立させていただきました。
この20年の間にM&Aは、経済・社会環境の変化を背景にその有用性を認められ、また法制度の整備も進められ、いまや経営手法のひとつとして一般的に認識されるようになって参りました。


この間、いわゆるバイアウトファンドが世の中に浸透するなど、企業倒産に関連する再生型案件や資本の論理が優先されるM&Aも随分行われるようになりました。しかし私どもは一貫して提案型M&Aにこだわり、その種の案件のお手伝いを行って参りませんでした。
それは私どもが、そうした案件では時に重視されにくい、個々の経営者の持つ、会社の歴史・文化や将来に託す思いや、取引先・従業員の来し方に対する気持ちを十分に理解したうえで、M&Aの決断のお手伝いをしたいと考えているからです。
新聞紙面に活字という無機的な形で語られるM&A案件の背後には、複雑で有機的な事象を踏まえた想いや決断があることを私どもは考えてしまいます。


私どもに求められるのは、M&Aに関連する広範な専門知識や交渉技術を備えていることだけではなく、多くのご経営者がM&Aの決断をまえに逡巡されるとき、その厳粛な気持ちを真に理解し、経験に裏打ちされた助言ができること。そんな役割を私どもは果たせるよう、全身全霊をかけて常にご経営者の想いに向き合い、真摯な姿勢でこの業務を全うして参ります。


この20年間に出会った多くのご経営者をはじめとするクライアントの方々、指導して下さった諸先輩方に感謝しつつ、この道で社会に貢献できるよう一途に精進していくことを誓います。


2010年8月

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