富士山マガジンサービスがシーズ・ファクトリーの株式を取得し子会社化する。
シーズ・ファクトリーは、時計専門誌の出版、Web メディアの運営、広告業、自社時計ブランドの企画・製造・販売を行っている。
富士山マガジンサービスグループは「興味を生きがいにする」というミッションのもと、今後の成長戦略として、主力の雑誌販売事業を中心に、周辺ビジネスをさらに拡大し、「興味」に関連するコミュニティ形成、イベント開催や商品販売など新しい分野での取り組みを検討していた。
また、雑誌販売事業における購読データを活用し、ユーザーの興味にマッチしたプロダクトを提供できる仕組みを構築するとともに、出版社から個人まで、コンテンツ制作や商品販売、コミュニティづくりを支援する事業も開始している。
こうした成長戦略において、シーズ・ファクトリーが展開する事業は、特に専門誌を通じて形成された読者コミュニティ、Web を通じたコンテンツの拡散力、そして自社ブランドによる商品展開等、富士山マガジンサービスグループが今後注力していく「興味」を軸としたビジネス領域において、親和性が高いと判断した。
今後、シーズ・ファクトリーの強みと富士山マガジンサービスグループの資源・ノウハウを融合させることで、リテール向けメディアとしての成長を一層加速させるとともに、雑誌を起点としたコミュニティの活性化と、オリジナル商品の流通拡大を図っていく。
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