スズキがRT.ワークスの全株式を取得し子会社化した。
スズキは、1985 年のセニアカーの発売以降、「社会に貢献する小型電動モビリティの開発」
に取り組んでおり、近年は、電動モビリティにおけるアシスト技術の共同開発を通じてRT. ワークスと交流を深めてきた。そのような中で、RT.ワークスの「ロボット技術で人々の豊かな暮らしと社会の発展に貢献する」という理念に共感し、RT.ワークスと共に歩んでいくことになった。
RT.ワークスは、電動アシスト歩行器をはじめとする生活支援ロボットの技術開発・販売および受託開発を行う企業で、電動アシスト歩行器では国内トップシェアを保有している。 2015年に世界初の非装着型歩行アシストロボット「ロボットアシストウォーカーRT.1」を発売して以来、⼀貫してパーソナルな移動を支援する製品を世に送り出している。
スズキは、中期経営計画「By Your Side」において、目指す姿を「お客様の生活に密着した
インフラモビリティ」と定め、これには、四輪・二輪・マリンといったモビリティを軸に お客様の生活に密着した商品・サービスを提供し、お客様の生活をより良くし、支えていく存在になりたいという思いが込められている。RT.ワークスとの連携強化により、お互いの強みを活かした新しいモビリティを創造することで、電動モビリティ領域においても貢献の場を広げていく。
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