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SGホールディングス子会社のSGトランスラインがディーライングループの株式を取得し子会社化

SGホールディングス子会社のSGトランスラインがディーラインおよびそのグループ6社の株を取得し子会社化する。

SGホールディングスは230年に向けて、「Grow the new Story. 新しい物流で、新しい社会を、共に育む。」という「SGHビジョン2030」を掲げ、ありたい姿として「お客さまおよび社会において、必要不可欠な存在(=インフラ)であり続ける」と定義している。また、経営上の重要課題「マテリアリティ」では「人材・パートナーとの成長基盤の強化」、中期経営計画「SGH Story 2027」では、重点戦略の1つに「パートナー企業との連携強化を含むサービスインフラの維持・強化」を掲げ、社会インフラを担う企業グループとして、デリバリー事業では幹線輸送やラストワンマイルにおいてパートナー企業との連携を行うことで、輸配送ネットワークの維持・強化に取り組んでいる。

子会社であるSGトランスラインは、パートナー企業の事業承継問題や輸配送ネットワークのさらなる安定化・効率化などの課題に対し、パートナー企業とのコミュニケーションを促進することで、双方にとって最適な解決策を講じることを目的としている。

ディーライングループは、グループの佐川急便の宅配便事業における幹線輸送業務の主要委託先であり、ディーライングループにおいても佐川急便は売上高の50%以上を占める主要顧客である。双方が重要な取引先であることを踏まえ、今後の経営体制についてSGホールディングスを交え協議を進める中で、今回の株式取得が両社の事業継続およびサービスインフラの維持・安定化に資するものと判断した。

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