イントラストがキャロルシステムの株式を取得し子会社化する。
イントラストは、総合保証サービス会社として、家賃債務保証を中心に、医療費用保証、介護費用保証、養育費保証を展開しており、中期経営計画において、既存事業の強化、業容拡大に向けたM&Aを成長戦略として掲げている。
キャロルシステムは、1991年に設立され、主にWebシステムと業務システムの開発を手掛けている。特に、CMS(コンテンツ管理システム)を活用したWebサイトの構築に強みを有しており、大手企業との取引実績に裏付けされた安定した技術力が評価されている。
キャロルシステムは、独立系のIT会社として、創業30年以上の実績を有しており、イントラストの子会社となることで、グループ業績に貢献できると考えております。
特に 保証契約の申し込み、審査、契約管理といった一連の手続きを、キャロルシステムのIT技術を活用して、デジタル化・自動化をさらに推進することで、イントラストの業務効率への寄与を期待している。
また、イントラストが保証サービスを提供している管理会社、医療機関及び介護施設等に対し、キャロルシステムのITソリューション(システム開発、Webサイト構築など)を通じて、新規案件を獲得する機会の創出を目指す。合わせて、イントラストが持つ保証事業における商品開発力・リスク管理のノウハウと、キャロルシステムのIT技術を組み合わせることで、AIを活用した新たな自社サービスの研究・開発にも力を入れていきたいと考えている。
この投資により、イントラストグループの成長を、キャロルシステムのIT技術でサポートし、両社のサービスを融合させることにより競争力の強化が期待できると考え、株式を取得することとした。
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