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サイバーエージェントがリアルゲイトの株式を取得し子会社化
サイバーエージェントが、トランジットジェネラルオフィスの子会社で、クリエイティブオフィスの企画・運営をするリアルゲイトの発行済み株式の過半数を取得し子会社化するとともに、グループとして不動産領域に参入する。
リアルゲイトは2009年の設立以来、「古いものに価値を、不動産にクリエイティブを、働き方に自由を」という経営理念のもと、東京都心部、特に渋谷エリアを中心にフレキシブル・ワークプレイス事業を展開する不動産会社で、現在、スタートアップ企業・クリエイター向けのシェア型オフィス60棟を企画・運営しているが、その特徴として、築古ビルを対象に耐震補強や増築、用途変更など抜本的な建物のバリューアップを行った後に、ラウンジや会議室、スカイテラスなどの共用部を設け、魅力ある物件へと生まれ変わらせる、企画提案から設計・建築、リーシング、管理運営まで一気通貫したサービスが挙げられる。
近年では、働き方改革の促進や空きビルの増加が笛増え、ホテル・サービスアパートメントのシェアオフィス化、住宅とシェアオフィスの複合企画、テレワーク普及によるコワーキングの需要などを理由に、リアルゲイトのフレキシブル・ワークプレイスへのニーズが急増している。
このような背景のもと、サイバーエージェントではトランジットジェネラルオフィスが保有するリアルゲイトの全株式を取得し子会社化することで、グループにおいて不動産領域へ参入する。サイバーエージェントがもつ技術力やデジタル分野におけるサービス開発・運用におけるノウハウなどを元に、不動産領域のDX推進を図り、リアルゲイトが推進するクリエイティブな不動産とITの融合によって自由なワークプレイス・街づくりの発展に寄与していく。
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