注目のM&A

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セイノーホールディングスが地区宅便の株式を取得しセイノーグループとなる

セイノーホールディングスが地区宅便の株式を取得し、セイノーグループとなる。

地区宅便は東京都内に本社を構えるほか、埼玉県・千葉県・北海道にも支店を持つ老舗のメール便・ポスティング会社で、昭和55年に設立以来、メール便事業のパイオニアとして、独自の商品追跡管理システムを導入するなど業界を常にリード。長年、培ったノウハウにより、ラストワンマイルの配送ネットワークを構築し、お客様に満足度の高いサービスを提供している。

今回のグループ入りは、セイノーHDの中期経営計画『Connecting our values』における取り組みの一環として、ラストワンマイルのネットワーク強化を目的としている。
日本のEC化率は年々増加しており、利用顧客は商品をアイテム購入することで注文頻度が増え、宅配貨物のサイズは小さくなってきている傾向にあります。
このような背景から、地区宅便が持つラストワンマイルのネットワークとセイノーHDが持つ幹線ネットワークを組み合わせることで、時代に即した新たな配送ネットワークの構築に取り組んで参ります。

セイノーHDは「価値創造」を使命とし、お客様の繁栄を基軸に、日本全体の効率化を意識したプラットホームを構築すべく、オープンニュートラルな関係で業界内外において手を取り合い、お客様により良い最適なサービスを提供する「オープン・パブリック・プラットホーム構築(O.P.P.)」を具現化させることをグループの全体戦略としています。
ラストワンマイル領域においては、生活様式の変化や構造変化に対応すると共に、買い物弱者対策、貧困家庭対策等の社会課題解決型ラストワンマイル O.P.P.の構築を積極的に推進・拡大しております。