注目のM&A

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エクストリームがエス・エー・エスの株式を取得し子会社化

エクストリームがエス・エー・エスの株式を取得し子会社化する。

エクストリームは、「まじめに面白いを創る会社。未来の楽しいを造る会社。」を企業コンセプトに、クリエイター・エンジニアのプロダクションカンパニーとして、ゲーム・デジタルコンテンツなどの企画・開発業務を行っており、具体的には、技術社員がお客様企業のプロジェクトに参画(常駐)し、技術ソリューションを提供する「デジタル人材事業」、お客様企業からゲーム・WEB サイト・各種ソフトウエアなどの 開発案件を受注し納品する「受託開発事業」、ゲームタイトル・キャラクターなどの自社保有知的財産を活用し収益化する「コンテンツプロパティ事業」を展開している。

エス・エー・エスは、エンターテイメント事業及びシステムソリューション事業の2事業を展開する受託開発会社であり、エンターテイメント事業におけるゲーム等の受託開発事業においては、大手ゲームパブリッシャーを主な取引先として40年を超える取引実績があり、業界内でも老舗として名が通った企業です。主な取引先メーカーとして、セガ、バンダイナムコエンタテインメント、アイア、日本コロムビア、エンハートなどがあり、家庭用ゲーム機向けソフト・スマートフォン向けゲームアプリだけではなく、ゲームセンター等のアミューズメント施設向けゲーム機などの開発も得意とし、長年蓄積された技術開発力をベースに大手取引先より直接受注を継続している。特に企画~開発における総合力に定評があり、アミューズメント施設向け機器においては、企画力をハードウェア制御へ活かす製品をはじめ、メダル筐体ゲーム機器など多彩な開発実績が対象会社の強みとなっている。システムソリューション事業においては、長年蓄積された技術開発力を背景に、無線通信装置、海洋調査 関連システム、ロボット制御システム、各種シミュレータ開発など、大手機器メーカーや国立研究開発機関 などと直接取引を行っている。

今回の株式取得による子会社化については、デジタル人材事業を通じてお客様から当社へご相談を受けるゲーム等の受託開発案件の対象会社への連携による当社の営業力と、対象会社の開発力の一体化による収益機会の拡大、当社から対象会社への人的交流(出向等)による対象会社の課題である人的開発リソースの補完、当社の海外取引ネットワークを生かし、今後アジア地域などで商圏が拡大されると見込まれるアミューズメント施設向けゲーム筐体市場への積極参入など、両社の企業価値向上につながる様々な要素が大いに見込まれると判断し、子会社化を決議した。