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JMDCがキャンサースキャンの株式を取得し子会社化

JMDCがキャンサースキャンの株式を取得し子会社化する。

JMDCは企業理念として、「健康で豊かな人生をすべての人に」を掲げ、現在日本において取りざたされている「医療費の増大(2025 年問題)」、「医療の地域格差」、「生活習慣病の増大」及び「労働力不足」といった社会課題に対しデータとICTの力で解決に取り組むことで、持続可能なヘルスケアシステムの実現を目指しており、具体的には、ヘルスケアプレーヤーから生み出されるデータを蓄積し広く社会に還元することをもって、すべての患者にとっての医療をより最適なものとするための様々な支援を行っている「。

キャンサースキャンは、2008年に自治体のがん検診受診率向上を目的に設立され、2014年より特定健診受診率向上事業を開始しております。また、設立以来アカデミアと密に連携し多くの共同研究を実施、科学的エビデンスを積み重ねることで予防医療分野における高い実績と行動変容ノウハウを有するに至っており、その結果、2014年の特定健診受診率向上事業の立ち上げからわずか9年で国内約1,700 の自治体のうち700を超える自治体と強固な関係性を構築しており、さらに、自治体へのサービス提供を通じ、合計880万人の健診及びレセプト(診療報酬明細)データを集積しており、これらのヘルスデータを社会・生活者に還元することで、健康寿命の延伸に資する取組を推進している。

本件株式取得によりJMDCがキャンサースキャンを子会社化することで、キャンサースキャンが有する自治体における強固な顧客基盤を通じ、当社が健康保険組合との取引にて培ったサービス・ソリューションを展開すること、また、キャンサースキャンの強みである行動変容ノウハウを応用し開発した生活習慣病治療プログラム等のソリューションを、JMDC顧客の健康保険組合・企業等に提供することで、当社グループの保険者・生活者領域における一層の事業規模拡大を加速させることが可能になる。

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