INFORMATION
インフォメーション
M&A情報
2026/9/30 New
SBS、三菱ケミカル物流を子会社化へ 専門物流の強化と事業領域の拡大を目指す
SBSホールディングスは2026年9月28日、三菱ケミカルが保有する三菱ケミカル物流の全株式を取得する契約を締結した。株式取得は2027年4月1日を予定しており、三菱ケミカル物流の子会社4社もSBSグループに加わる見込みだ。
今回の子会社化は、SBSグループの物流事業を強化し、提供できるサービスの幅を広げる取り組みとなる。三菱ケミカル物流は、化学品を中心に、危険物・毒劇物・高圧ガスなどの取り扱いに関する専門的な知識と物流ノウハウを有している。こうした専門性の高い物流機能をグループに取り込むことで、SBSグループの事業基盤の拡充を図る。
一方、SBSグループは、荷主企業の物流業務を包括的に受託する3PLや国際物流など、幅広い物流サービスを展開している。今回の子会社化では、三菱ケミカル物流が培ってきた化学品物流の専門性と、SBSグループが持つ物流ネットワークや事業運営のノウハウを組み合わせることが重要なポイントとなる。
今後は、両社の物流インフラやノウハウの共有、業務面での連携を進めることで、相乗効果の創出を目指す。また、三菱ケミカルグループや主要取引先との良好な関係を維持しながら、既存の物流サービスの強化に加え、より付加価値の高い総合物流サービスの提供につなげる方針だ。
今回の案件は、単なるグループ規模の拡大にとどまらず、化学品物流の専門性と総合物流の機能を結び付け、SBSグループの物流サービスをさらに充実させるための取り組みといえる。今後、両社がそれぞれの強みをどのように生かし、具体的な事業連携やサービスの向上につなげていくかが注目される。

